水質悪化を解消するために、一番確実な方法は水換えでしょう。水槽内の汚れた水を少し抜いて、その分きれいな水を足すのです。ただし、水道水と水槽の水とでは 水質が同じではありませんから、いくつか注意点があります。
・水道水から塩素を抜く。(→カルキ抜き(塩素中和)をする)
・水温を合わせる。(水槽内温度をなるべく急変させない)
・いっぺんに沢山かえない。(沢山換えると水質・水温の変化が大きい)
*要は 急激に変化しなければ良いのであって、急変しないのであれば水温合わせなど 適宜省略しても平気です。
一般的に、「水換えは週に1回・水槽の1/4程度」と言われていますが、水槽をよく観察して、大丈夫そうだったら「2週に1回」とかでも良いかと思いま すし、逆に過密飼育で汚れが激しい水槽や 立ち上げたばかりの小型水槽なら「3日に1回」とか、難しい魚なら「水槽の1/8」、いっそのこと「水換えがほとんど必要ない水槽を目指す」等々、よく観 察して自分の水槽に合わせたやり方を探ってみましょう。
ところで、魚飼育を続けるうちに水換えが面倒になってくるという人がとても多いようです。大量の水を入れ換えるのは ちょっとした大仕事ですから、それが面倒で飼育をやめてしまう人も多いようです。
いかに水換えをラクにするか(あるいは「いかに水換えの回数を減らすか(魚の数を少なくする・濾過能力を上げる)」)、が魚飼育を長く続ける秘訣かもしれません。水換えをラクにする工夫や便利グッズ、水換え頻度を抑える秘訣などを紹介しているサイトさんもありますので、必要に応じて色々調べてみましょう。
一般に、水槽が一度安定してしまえば水換えは随分抑えられるようですよ。(半年ぐらいは定期的に水換えした方がいいのかな)
水換えのタイミングは飼育環境や飼育スタイル、飼育魚などにより一概には言えません。よくわからん間は定期的に水換えするのが無難かもしれませんが、ゆくゆくは水槽ごとに合わせた水換えを見極められるようになりたいものです。 |